ノンラウリン石鹸 アロマのやさしさ開発物語

4. 「固い泡神話」・・・海外では?

日本の洗顔石けんに関して、「泡立ちの良さ」と並んでよくアピールされるもう一つのポイントは、配合されている天然由来成分です。

「お茶」「炭」「豆乳」「火山灰」「泥」・・・など、色々な天然成分を「お肌に良い成分」として売りにしている石けんをよく見かけるのではないでしょうか?

確かにこうした天然成分にはそれぞれ配合理由があり、それなりにお肌にとって意味を持つものもあります。ですが、こうした成分はあくまで「石鹸本体」に後から加えられる「付加成分」でしかありません。いくら良い天然成分を加えても、最も大事な「石鹸本体」がしっかりと作られたものでなければ、お肌にとって良い石鹸になることはありません。

化粧品業界ではこうした「付加成分」は一定の間流行が続いた後、ゆっくりと飽きられてきて、また別のものが人気の成分として注目を集めると言われています。

中には、「石けん本体」の部分は同じものを使い回して、「お茶」「火山灰」「炭」といった付加成分だけを数年単位で入れ替え、「新商品」としてアピールして販売する会社もあるようです。

こうした販売手法はもちろん問題ですが、一方的にそうした会社を不誠実として批判するわけにいかないかも知れません。何故なら、残念ながら上で紹介したような石けん本体部分の良し悪しや原料に関する説明は、少々分かりにくい部分もあり、消費者の方に読んで理解してもらえることが少ないからです。「石けん本体」部分の作り方はおざなりにしても、分かり易く人目をひく様々な「天然成分」を新鮮な宣伝で次々アピールしたほうが、手間も開発コストもかからないし、商品が実際によく売れてしまうという現実があります。

こうした現状から、これからも、石けん本体部分の質は軽視され、色々な天然の「付加成分」を派手にアピールした商品が繰り返し販売され続ける残念な状況は変わらないのかも知れません。

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