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アンジェリカ・ルートエッセンシャルオイル(精油) (2.5ml)

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特徴
アンジェリカは「不安と力の精油」と呼ばれています。大地を感じさせるスパイシーで奥行きのあるアンジェリカの香りは、不安にさいなまれた時や気分が沈んでいる時、心を落ち着かせて力を与えてくれます。しばらくの間、アンジェリカの香りに浸っていると、えもいわれぬ穏やかな気分に導いてくれます。マイナス思考に陥ってしまったときや、ポジティブな考えを取り戻したいときなどには特に役立ち、過去のいやな思い出の悪影響を最小限に抑えてくれるとされています。アンジェリカの和名は「ヨーロッパ当帰(トウキ)」で、セクシーな趣もあり催淫特性もあると言われています。
植物
アンジェリカはシベリア原産のセリ科の草本で、4年程度で1.5~2メートルほどの高さになります。生命力がとても強い植物で、細い溝が表面に刻まれた幹は人間の腕と同じぐらいの太さにまで成長します。アンジェリカ葉は大きいシダ状で、明るい緑色をしています。天使長ミカエルの日の5月8日頃から7月にかけて、やや緑がかった白色の小さな花が、20~40個ほど集まって房状に咲きます。アンジェリカは、フランスをはじめ、ヨーロッパ全土に広く自生しています。水を好むハーブで、川辺や小川のほとりによく見られます。アンジェリカの根300kgから、約1kgのエッセンシャルオイルが採れます。
エピソード
アンジェリカのハーブはヨーロッパで古くから利用されてきた植物です。天使(エンジェル)がその秘めたる力を人間に教えてくれたという言い伝えから「アンジェリカ」という名前がつきました。別名で「精霊の根」(ホーリースピリットルート)とも呼ばれ、神聖な植物として扱われていました。優れた特性を持つアンジェリカは、中世時代に最も有用性の高いと考えられていたハーブの1つです。14世紀、医者が大量の患者を頻繁に訪問する必要に迫られた際には、アンジェリカの根をかじりながら歩いたとされています。17世紀にはイギリス王室のハーブリストに加えられました。カトリックの修道院でも、庭でアンジェリカを栽培して使用していました。ハーブティーとしても飲用もされるほか、アンジェリカのエッセンシャルオイル(精油)は、シャルトルーズ酒、ベネディクティーヌ酒などフランスの有名なリキュール類の香り付けにも利用されています。
詳細
商品名 アンジェリカ・ルート (Angelica Root)
商品番号 QQ010-S25
容量 2.5ml
学名 Angelica archangelica
科名 セリ科
原産地 フランス
使用部分 根茎
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベース
香りの系統 ハーブ系
香りの強さ 穏やか
別名 ヨーロッパ当帰(とうき)
エンジェルグラス(天使の草)
内容成分 a-pinene, a&b-phellandrene, limonene
おすすめのブレンド相手
ベースノートで落ち着いた趣のアンジェリカは、トップノートの柑橘系全般または以下のエッセンシャルオイルと特によく調和します。
注意事項
アンジェリカは、柑橘系ではありませんが、比較的強い光毒性があります。肌には1%以下の濃度で使用し、使用した後は日光にあたらないよう注意して下さい。

当店エッセンシャルオイル(精油)の保存状況について

商品保存室2

植物から蒸留・圧搾等の抽出方法によって生産された時点では、最高品質のエッセンシャルオイル(精油)であったとしても、流通段階で適切に保存・管理されていなければ、その精油は時間と共に品質を落としていってしまいます。当店では厳しい温度管理を可能にする専用保冷庫が備え付けられた、清潔な保存室でエッセンシャルオイル(精油)を大切に保管し、皆様の元へお届けしています。
より詳しくは
当店での精油の保存状況について