フットバス(足浴)エッセンシャルオイル(精油)の使い方
フットバス(足浴)も、ハンドバス(手浴)と同じようにお風呂に入る時間がない時や、怪我や病気でアロマバス(全身浴)ができない状態のときでも、アロマテラピー効果を得ることのできる便利な方法です。お湯で温められた足の血液は、全身を廻って血行を良くし、身体全体を温めてくれるため、夏の冷房や冬の寒さが苦手な方にも大変おすすめです。座ったままできるフットバスは、アロマバスよりも身体への負担が少なく、高齢者や体力の衰えている方も楽しむことができるのも大きな利点の一つです。
使い方
大きめの洗面器かバケツ、浴槽に熱めのお湯を注ぎます。エッセンシャルオイル(精油)を2〜3滴落とし、よくかき混ぜてから、足をくるぶしぐらいまでお湯につけます。お湯のぬくもりで足を温めながら、湯気と共に立ち上ってくるエッセンシャルオイル(精油)の香りを楽しんで下さい。お湯がぬるくなってきたら、熱湯を注ぎ足して、身体が冷えないようにします。
- フットバス(足浴)のやり方
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- 洗面器にエッセンシャルオイル(精油)を2〜3滴落とします。(入れすぎないように注意)
- よくかき混ぜて、エッセンシャルオイル(精油)をお湯の中に拡散します。
- 足をくるぶしの辺りまでお湯につけて、温めます。
- 足浴なら簡単にできる「温冷交互浴」
- 温冷交互浴とは、40度前後のお湯へと水への入浴を交互に数回繰り返す入浴法です。温冷刺激によって抹消血管が拡張し、乳酸などの疲労物質や老廃物の排出を促進する温冷交互浴は、筋肉疲労の回復や冷え性に大変効果的とされています。全身浴で行う温冷交互浴は、心臓に負担をかける恐れがありるため、高齢者や体力のない人、持病のある人は注意が必要ですが、足浴なら身体への負担も少なく手軽に行うことができます。「お湯に3分、水に1分」の交互浴を、「3〜5回」程度繰り返してください。
(*この入浴方法は「反復浴」と呼ばれることもありますが、正確にはお湯への出入りを繰り返すのが反復浴で、お湯と水に交互に入るのは温冷交互浴です。)
注意すること
- 使う量(滴数)に注意する ・・・通常3滴まで
- 足浴の場合も、アロマバス(沐浴)やハンドバス(手浴)と同様に、使用するエッセンシャルオイル(精油)の量に注意してください。一部の種類を除いて、エッセンシャルオイル(精油)はお湯に浮きます。また、エッセンシャルオイル(精油)は性質上水には全く溶けません。このため、あまり多く入れすぎると皮膚が原液に近い状態のエッセンシャルオイル(精油)に接することになり、お肌の弱い方は、皮膚が赤くなったり、ヒリヒリしたりする場合があります。入れる量は3滴以下に留めて、よくかき混ぜてから行ってください。
目的別エッセンシャルオイル(精油) フットバス(足浴)
フットバス(足浴)をする場合の、目的別お勧めのエッセンシャルオイルです。
- 冬の冷え込み、夏の冷房に
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女性の場合、イランイラン、ゼラニウム、クラリーセージのいずれか1つと、その他のものの内いずれか1つをブレンドして使うのが特にお勧めです。
- 流行る季節に
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お肌の弱い人には、ラベンサラ、マヌカ、カユプテ、ユーカリ・ラジアータがお勧めです。
- 健やかで清潔な足の指に
- 周期的に香りの支えが欲しくなる女性に
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お風呂に入れない状態の時は、足浴や手浴(ハンドバス)を行ってください。ローズマリー + マージョラムの組み合わせが特にお勧めです。お好みでクラリーセージかラベンダー、カモミールをプラスしてください。