ハンドバス(手浴)エッセンシャルオイル(精油)の使い方
ハンドバス(手浴)は、お風呂に入る時間がない時や、風邪をひいてアロマバス(全身浴)ができないときにも、アロマテラピー効果を得ることのできる便利な方法です。湯気と共に立ち上るエッセンシャルオイル(精油)の香りとお湯の温かみを感じながら、掌や指を軽く揉み解して、リラックスして下さい。勉強や仕事の休憩に、リフレッシュして集中力を取り戻したいとき、パソコンを長時間使った後に、家事が一段落してホッとしたいときなど、ちょっとした時間の合間にもエッセンシャルオイル(精油)の香りに浸って、アロマテラピーの効果を得ることができます。
使い方
洗面器に熱めのお湯を注いで、エッセンシャルオイル(精油)を2〜3滴落とし、よくかき混ぜます。立ち上ってくる香りの湯気に浸りながら、両手首までお湯につけて温めてください。香りを感じながら、指や手を揉みほぐすとより効果的です。
- 手浴(ハンドバス)のやり方
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- 洗面器にエッセンシャルオイルを2〜3滴落とします。(入れすぎないように注意)
- よくかき混ぜて、オイルをお湯の中に拡散します。
- 両手首までお湯に浸します。香りを感じながら、指や手を揉み解すと更に効果的です。
注意すること
- 使う量(滴数)に注意する ・・・通常3滴まで
- 手浴の場合も、アロマバス(全身浴)と同様に、エッセンシャルオイル(精油)の量に注意してください。一部の種類を除いて、エッセンシャルオイル(精油)はお湯に浮きます。また、エッセンシャルオイル(精油)は性質上水には溶けません。このため、アロマバスと同じように、手浴の場合も、あまり多く入れすぎると皮膚が原液に近い状態のエッセンシャルオイル(精油)に接することになり、お肌の弱い方は、皮膚が赤くなったり、ヒリヒリしたりする場合があります。入れる量は3滴以下に留めて、よくかき混ぜてから行ってください。
お勧めのエッセンシャルオイル(精油) ハンドバス(手浴)
ハンドバス(手浴)をする場合の、目的別お勧めのエッセンシャルオイルです。
- 仕事や勉強後のリラックスに
- 冬の冷え込み、夏の冷房に
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女性の場合、イランイラン、ゼラニウム、ゼラニウム、イランイランのいずれか1つと、その他のものの内いずれか1つをブレンドして使うのが特にお勧めです。
- 肩や首が気になるとき
- のものはビギナーの方にもお勧めです。
- イライラしたときに
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- カモミール・ジャーマン
- パチュリー
- ベチバー
- イランイラン
- イランイラン・エクストラ
- ジャスミン・アブソリュート
- マンダリン
- フランキンセンス(乳香)
- シダーウッド・アトラス
- ベンゾイン(安息香)
- ローズ・アブソリュート
- ローズ・オットー
- ネロリ
イライラした気分を鎮める香りを持つエッセンシャルオイル(精油)もたくさんあります。自分の好みにあったものを見つけて使ってください。
- ブルーな気分のとき
- 落ち着きを取り戻したいとき(最近なんとなく精神的に落ち着きがない)
- せつない時、寂しいとき
- 周期的に香りの支えが欲しくなる女性に
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お風呂に入れない状態の時は、手浴または足浴(フットバス)を行ってください。ローズマリー + マージョラムの組み合わせが特にお勧めです。お好みでクラリーセージかラベンダー、カモミールをプラスしてください。